2024年秋からのTV放送に先駆けて、7月5日(金)より全国の映画館での上映がスタートしたアニメ『アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season』。上映2日目の7月6日(土)には、「アニメ『アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season』第1章上映記念舞台挨拶」が新宿ピカデリーで開催され、全国の一部上映館ではライブビューイングも実施されました。
関根 瞳さん(櫻木真乃役)、田中有紀さん(芹沢あさひ役)さん、幸村恵理さん(黛 冬優子役)、北原沙弥香さん(和泉愛依役)、池田ななこさん(アニメ「アイドルマスター シャイニーカラーズ」プロデューサー)の5名が登壇し、今作から登場するストレイライトの話題を中心に見どころなどを語りました。このレポートでは、全3回行われた舞台挨拶の中から3回目の舞台挨拶の模様を紹介していきます。
▲上段左から、池田さん、関根さん、田中さん、幸村さん、北原さん
下段着ぐるみデビ太郎
ストレイライトのカリスマに魅せられて欲しい
満席のプロデューサー(『アイドルマスター』シリーズのファンの総称)の前に、まずは司会進行を務める池田プロデューサーが登場。自己紹介と来場者へのお礼を語った後、4人のキャストを呼び込みます。大きな拍手の中、登場した関根さん、田中さん、幸村さん、北原さんも順番に挨拶を終えると、トークパートが始まりました。本編上映前の舞台挨拶ということで、ネタバレにも配慮しながら、池田プロデューサーからのさまざまな質問に答えていきます。まずは、今作から登場するユニット「ストレイライト」の3人を演じる田中さん、幸村さん、北原さんが『2nd season』に対する思いを語りました。
田中「『2nd season』からはストレイライトが参加するということで、3人の女の子たちがストレイライトとして始まっていく大切な瞬間にもう一度、携わらせていただくことができました。それって、なかなかできないことですし、本当に嬉しいことだと感じています。私はもう(映像を)観ているんですけど、ストレイライトの成長とかを感じられる第1章となっておりますので、楽しんでいただけたら嬉しいなと思っています」
幸村「(『1st season』の前から)私たちが加入するのは、『2nd season』だということは、小耳に挟んでいたのですが、なかなか実感が湧かずにいたんです。でも、『1st season』の最終回でストレイライトの3人がチラッと出た時に、『あ、そっか始まるんだ。私たちストレイライトの物語が』と思ったことをよく覚えています。私たちが(ゲームで)ストレイライトとして加入させていただいてから、もう5年経っているのですが、アニメの収録のおかげで、もう1回、初心にかえって、あさひや愛依とどういう立ち位置で喋っていたかとか、プロデューサーさんとどうやって喋っていたかを改めて実感できたというか。(ストレイライトは)こういう感じの誕生だったなと再確認できたりもしました。改めて冬優子がどういうアイドルなのかを実感させていただける素敵で貴重な体験でした。皆さんにも、それをぜひ楽しんでいただけたらと思います」
北原「ストレイライトってカリスマアイドルなんですよね。そんなカリスマ性をこの『2nd season』では、どう描くんだろうと思っていたんですけど。すごくインパクトがあって、プロデューサーさんたちに、『これがカリスマか!』と思っていただけるようなストレイライトが登場します。ぜひその姿を胸に刻んで、魅せられて欲しいなと思っております。楽しみにしていてください」
ユニットを越えた関わりもある?
続いて、池田プロデューサーが「無茶ぶりかな?」と少し心配もしながら、ネタバレを避けた上での『ここ観てポイント』を質問。田中さん、幸村さん、北原さんがストレイライトに関する見どころを語った後、関根さんは、「ユニットごとの姿が見える」とオープニング映像をオススメしました。
さらに、田中さんが「もしかしたら、ユニットを越えた関わりもあるかも?」と、物語の展開に踏み込んだコメントをすると、幸村さんが「え? そんなわけないじゃん。ストレイライトは、加入したばっかりだよ」と、少し白々しくツッコみます。「あ、そっか~」と同じく芝居がかったリアクションを返す田中さん。そんな2人に対して関根さんが「予告、見てないですか?」と笑いながら突っ込むと、会場中が爆笑。多くのプロデューサーが、ユニットを越えたレッスンシーンが映っている予告映像(幕間映像)を観ていたようで、大きな拍手が起こります。田中さんと幸村さんも笑いが止まらない中、北原さんからは「(2人が)あまりにネタバレに注意し過ぎて…(笑)」とフォローが入りました。
幸村さんの「でも、予告が嘘かもしれないですから(笑)」という一言で、さらに盛り上がる会場。最後は、田中さんが「もしかしたら、ユニットだけで物語が進んでいくかもしれないんですけど(笑)。もしユニットを離れたところで物語が動くなら、そこも楽しみにしてくれていたら嬉しいです」と締めくくりました。
そして、池田プロデューサーも「ここ観てポイント」を紹介。
池田「皆さんこれからご覧になるので詳しいことは言えないのですが、ライブシーンの中でもパワーアップしているところがけっこうありまして。『1st season』の時はなかったような演出を入れていたりもするので、この後、細かく観ていただければと思います」
そして、トークコーナーは、関根さんからプロデューサーへのメッセージで、締めくくられました。
関根「こうやって『1st season』に引き続き映画館で観てもらえるのは、本当に貴重な機会だと思っています。私としては、どうしても真乃ちゃんのことをフィーチャーしてしまうのですが、真乃ちゃんがアイドルという道に進むと決めてから、一個一個のことに丁寧に向き合っている姿が、この『2nd season』ではより濃く伝わるんじゃないかなと感じています。真乃ちゃんがゆっくりだけど一生懸命に悩む姿を、プロデューサーさんとしても観て欲しいし、自分と重ね合わせて観たりもしていただきたいです。(真乃の)ゆっくりした時間と、目まぐるしく進むライブシーンなどのギャップもぜひ楽しんでください。瞬きもしないくらいの気持ちで、これから上映されるアニメを観ていただきたいなと思います」
ストレイライトが加わった瞬間を一緒に楽しめて嬉しい
メディア向けのフォトセッションでは、プロデューサーにも大人気の「デビ太郎」の着ぐるみが登場。客席からの優しい眼差しにも見守られながらのフォトセッションが終わった後は、告知のコーナーで、入場者特典や今後のイベントなどが紹介されました。そして、最後は、登壇者全員が順番に一言ずつ挨拶。
池田「皆さんとこうやって劇場上映という形でご一緒できたことを本当に嬉しく思います。これも皆さんがアイドルをプロデュースしてくださったおかげだと思います。今日は、まだ『第1章』で、これから『第2章』『第3章』と続いていきますので、引き続き『アイドルマスター シャイニーカラーズ』をよろしくお願いいたします」
北原「これから大きい画面で新しく加わった翼の輝きを観ていただくと思うんですけど、めちゃくちゃ素敵でキラキラしています。この先もどんどん翼が羽ばたいていけるように、私も精一杯頑張りますので、引き続きプロデューサーさんたちのお力をお貸しいただければと思っております。これからもプロデュース、よろしくお願いします。ありがとうございました」
幸村「ついにストレイライトが加わった瞬間を皆さんにお届けでき、一緒に楽しむこともできることがすごく嬉しいです。『1st season』で283プロの16人が積み上げてきた高い空に、私たちも一歩を踏み出させていただきます。どういう物語が積み上げられ、繰り広げられていくのか。ライブビューイングの皆さんも、会場の皆さんも全力で楽しんでいただければと思います。これからもどうぞ応援よろしくお願いします。本日はありがとうございました」
田中「この第1章を観終わった後、きっとプロデューサーの皆さんは、『目が足りなかった!』って気持ちになるんじゃないかなと思っています。実際、私が第1章を観たときも、もう1回どころか、2回、3回とまだまだ観たいと思ったくらいでした。283プロのみんながすごくこだわってステージを作っていたり、本当に見所が満載です。ぜひ観終わった後、『良かったよ』とか感想を言っていただけたら嬉しく思います。まずは、本日の上映を楽しんでください。どうぞ、よろしくお願いします」
関根「本日は、たくさんのプロデューサーさんとお会いすることができて、本当に嬉しかったです。たくさんのプロデューサーさんだけど、一人一人のプロデューサーさんだと思っています。ぜひ皆さんの好きな関わり方で、アイドルたちと向き合い、触れ合ってください。私たちキャストは魂を込めてお芝居をしましたし、スタッフの皆さんも本当に魂を込めて制作してくださっているので、すごく素敵な作品ができました。ぜひ楽しんでいただけたらなと思います。本日は、本当にありがとうございました」
熱い思いのこもったメッセージの後は、大きな拍手に見送られながらキャスト陣、池田プロデューサーの順に退場。こうして「アニメ『アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season』第1章上映記念舞台挨拶」は、終了しました。